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gleeについて語るためだけのブログです。 初めての方は『当ブログの主旨』をお読み下さい。
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もの凄く久しぶりの更新になってしまいました。
本国でS3もスタートしたことですし、これからガンガン吐き出していきたいと思います!

まずはタイトル通りKlaineとFurtについて。
初めにお断りしておきますが、気持ち悪いです。すごく気持ち悪いです。(大事なことなので2回ry)
あ、一応S2までの話です。S3に関しては私は既に観ていて色々と思うところもあるんですが、ネタバレを避けたい方もいらっしゃると思いますので書く時は別記事にします。

とりあえず、今更宣言するまでもないんですけどKlaineは大好きです。
最初はとにかくKurtが好きで好きで、つらいことばっかりの彼に幸せになって欲しくて、そういう、嫌な言い方をすればある種品定めをするような視点でBlaineを見ていました。
多分殆どのKurt好きの視聴者はそうだったんじゃないかな。
でもバレンタインエピソードの頃には既にKurtの彼氏候補としてでなく、一人の独立したキャラクターとしてBlaineを好きになっていました。
私としては彼がただのKurtのメンターであり理想の王子様であることに留まらず、もっと人間味のあるキャラクターとして描かれたことをかなり肯定的に捉えています。
GAPアタックの件然り、バイセクシャル疑惑然り。
Kurtファンの方のブログ等を拝見していると、GAPはともかく、バイ疑惑に関してはBlaineコノヤロウという方が多くて(笑)気持ちは解らなくもないのですが、私はどちらもかなり楽しんでしまったかなぁ。
まぁバイ疑惑の時にはBlaineは既にKurtの自分への気持ちを知っていたので、それを踏まえれば確かにあの言動は酷いよBlaine!となるんですけど。
それを言ったらパジャマパーティでKurtの恋の悩みを聞いていたRachelも大概酷い。(笑)
でもあの回はむしろこれぞRachel Berryだと思ったし。
個人的に、あまりに完璧なキャラクターには魅力を感じないので。
Kurtに欠点があるように、Blaineにも欠点や悩みがあっていいと思うし。
KurtがBlaineの優しさや紳士的で余裕のある言動に惹かれたように、BlaineはKurtの、自分にない直向きさや芯の強さに惹かれたのだと思うので。
お互いに足りない所を補い合って、S3でも愛を育んで欲しいと思っています。

で。
問題はFurtなのですが。
Klaineファンの方はFinnにあまり好意的でない方が多いような気がするので、もしかしたら微妙な話題かもしれませんが。(苦笑)
私はFinnが大好きで、それはもう、単純にBlaineが好きかFinnが好きかって訊かれたら、ちょっと迷うくらいには好きで。
だもので、実はKlaine以上に、Furtについては夢のようなものを抱いています。
例えるならKlaineは少女漫画のようなもので。
先に完璧じゃないBlaineが好きだと書いておいてなんですが、ぶっちゃけBlaineの欠点なんて彼の輝かしいステータスの前では大した問題でも障害でもないわけで。
たとえちょっとばかり鈍くて、天然タラシで、独裁者で、ワガママ王子で、イジメっ子に立ち向かえずに逃げた過去を引き摺っていて、両親と上手くいっていなくても。あとファッションセンスが異常でも。
ハンサムで、抜群に歌が上手くて、常にWarblersの中心で、優しくて、紳士で、礼儀と知性があって、しかもゲイだって時点で、Kurtにとってお伽噺のように理想的な恋のお相手であることに何の揺らぎもないんですよね。
だけど当然ながらFinnとはそうじゃない。
もっと生々しくて、リアルな感情の交錯する関係だと思うのです。
決して、FinnとKurtに恋人関係になって欲しいというわけじゃなくて。
いやそれはもう、普通にないなと。
ただ私はKurtのFinnへの片想いを、あの義兄弟の中でなかったことにはして欲しくないんですよね。
散々Kurtを傷付けたFinnだけど、Finnに全ての責任があるとは思わないし。
人間には誰にでも無理解とそれに伴う悪意が存在していて、それをFinnはずっと否定しようとしてきたわけです。
勿論それは周囲からの自分への評価を損なわない範囲のことではあったんだろうけど、それでも彼は同じカテゴリにいる他の若者よりずっとマイノリティに優しかったし、自分の中の差別意識を消そうと努力してきたと思います。
だからある意味、そんなFinnがKurtにあんなにも酷い言葉を浴びせるところまで追い詰めたのはKurt自身だと私は思うし、勿論それでも言って良いことと悪いことがあって、BurtがKurtを守ってFinnを叱ったのは当然のことだとも思うのですが。
ただ、FinnがKurtにぶちまけてしまったような負の感情というのは、口に出さなくても心で思っていたら同じだとは思わないので。
思っていても言わないでいるのは、その人の優しさや強さや品性が、誰でも持っている差別意識に打ち勝っている証拠だから。
だから多分、KurtがFinnに恋していなければFinnはきっとグリー部の仲間としてずっとKurtに優しいままでいたと思うし、恋をしていても、同居やら何やらでKurtや両親があそこまでFinnを追い詰めなければ、あんな暴言を吐くまでには至らなかっただろうと。
そもそもKurtのあのやり方は、異性間の恋であったとしてもその気のない相手に対するには明らかにやりすぎで、ドン引きされても仕方ないレベルのものだし、そのKurt側の非を、セクシュアリティの問題にすり替えて棚上げしてしまったような感もあるわけです。
ファギーなんてのは明らかに差別感情からの暴言だけど、「解ってるだろ?きみの前じゃ着替えもできない」辺りの言葉はFinnにとって単純に事実だし、Kurtの真実をも言い当ててますよね。
あの時のKurtは、ゲイだということで差別するなと主張しながら、相手が同性だということを自分の恋愛に利用していたわけだから、それはやっぱり矛盾だと思うし、Finnに指摘されても仕方ない部分だと思います。
別にだからKurtの方が悪いんだと言いたいわけではなくて、つまり、KurtとFinnの間にあったのは紛れもなく恋愛のイザコザだと思うし、あの切なさが私は嫌いではないのです。
まぁその切なくも生々しい片想いが、義兄弟という形である種のハッピーエンドを迎えるのはそれこそ少女漫画的というか(笑)いつものKurt優遇キタコレと思わないでもなかったけど、所詮Kurtファンなのでそこは有難く受け取っておくことにして。

そういうわけで、私はカップルとしては勿論Klaineが好きなのですが、ただKurtの中に今でもFinnは確固として存在していて欲しい。
Blaineとは別枠で。
だってたとえこの先Blaineと別れてしまったとしても、Finnとはずっと義兄弟として続いていくのだし。
そういう永い関係を、Kurtはパパ以外に初めて手に入れたわけで、しかも相手は初恋の人なわけで、それってやっぱりロマンスですよね。
一方FinnにとってKurtとの関係は、二歩進んで一歩半下がるようなじれったさで。
Kurtを尊重したいけど人目が気になる、イジメから守ると決めたけどやっぱり自分の立場も大事、トラブルに積極的に首を突っ込みたくはない。
そんなじれったい状況から、人前で「そのままのきみでいて欲しい」と歌って一緒に踊り、父や恋人まで渋い顔をしたKurtのプロムの衣装に「ゲイのブレイブハートみたいだな」なんてのほほんと笑えるところまで行き着くのに、一体どんな内面の変化があったのか考えると。
もうほんとに、この二人の複雑な関係が、Klaineに勝るとも劣らないくらい愛しいなぁと思うのです。

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