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gleeについて語るためだけのブログです。 初めての方は『当ブログの主旨』をお読み下さい。
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感想書くのもすごい久々になってしまいました。
相変わらずglee三昧の日々を送っているんですけど、まとまった文章を集中して書く時間がなかなかないんですよね…。
でも今回はちょっと久し振りに燃え滾ってしまってTwitterで語るとTLを埋めてしまいそうなのでこちらに。(笑)

さて。ホイットニーのトリビュートでした。
私は彼女の熱狂的ファンというわけじゃないんですが、それでも何曲もかつて聴いていた曲があります。

ただトリビュートエピは個人的にはあまり良い印象がなくて、何故なら一人のアーティストの、それも代表曲の中からの選曲ということで、ドラマのストーリー展開がパフォーマンスの辻褄合わせに走りがちだからです。
S2のブリトニー・スピアーズのエピのように。(トリビュートじゃないけどロッキーホラーとかもそんな感じ)
勿論PV感覚で観れば楽しめるし、S1のマドンナエピなんか大好きなエピなんですけど、何しろ今は卒業を前にしてストーリーを大事にして欲しい時期なので、トリビュートエピか…とやっぱり少し不安に思ったりして。
でも今回のエピはストーリー部分と曲部分の繋げ方が凄く良かったです。
KlaineとWemmaとQuinn&Joeに焦点が絞られてたからかな。

★Klaine
最近素っ気ないBlaineにKurtは不満を抱えている。
そんな時、KurtはレコードショップでChandlerという男の子と出会って仲良くなる。(彼はKurtのファッションを褒めてくれて、音楽の好みも合う様子)
アドレスを交換して、頻繁にメールするようになるKurtとChandler君。
一方、Kurtが誰かと楽しそうにメールしている様子を横目で見て不安になっていくBlaine。
その後ベッドルームで、BlaineはKurtのiphoneを片手に「Chandlerって誰?彼が好きなんだ?」と彼を問い詰める。
Kurtは浮気じゃないと否定しつつもBlaineが最近Kurtに愛情を示してくれていないと告げる。
Blaineは納得できない様子で、学校にてIt's Not Right But It's Okをパフォーマンス。
後日、KurtはBlaineへの気持ちとしてI have Nothingを歌うが、Blaineの蟠りはまだ解けない様子。
その後二人はEmmaのカップルセラピーを受ける。
最初どうでもいいような些細なことを挙げつらってKurtへの不満を表していたBlaineは、次第に、KurtがNYADAに合格してNYに行ってしまい自分が取り残されることへの不安と、最近Kurtに余所余所しくしていたのは彼のいない生活を試していたからだということを打ち明ける。
Blaineの本音に驚いたKurtは「僕がNYに行っても、きみが僕を失うなんてことはないと約束するよ」と告げ、二人は仲直りする。

という流れなんですが。
なんですかこれ…。エピソード全体の7割ぐらいがKlaineだったのです、が…。
あれこれKlaineトリビュートだっけ?(違)

…はい。
ええと、今回のエピはスポイラーの段階から大変楽しみにしていました。
ポイントは
・BlaineがKurtの不実を疑う
・KurtがBlaineにI have Nothingを歌う
という点。

一つ目に関して、思うに、世界中のKlainerが抱えていた不満のひとつとして、「BlaineからKurtへの執着がいまいち見えない」ということがあったんじゃないかなぁと。
S2のBlaineはダルトンという箱庭の中のKurtの王子様なので現実離れしたフワフワした存在で一向に構わないんですが、S3になってブレザーという王子服を脱ぎ捨て、マッキンリーというリアル世界へと足を踏み入れた筈のBlaineは、それなのにいつまでもKurtに対して人間味が薄かったと私は思っています。
Blaineのキャラを掘り下げるというのなら、Finnとの友情とか、兄貴との確執とか、そんな取ってつけた関係性以前に、まず誰よりも関係の深いKurtとの恋愛をリアルに描写するべきだったと思うのですよ。
きみと卒業の年を一緒に過ごしたいから転校して欲しいと乞われて転校しちゃうとか、そういうお伽噺の延長じゃなくて。
Sebastianの登場はKurtのコメディ要素を復帰させたし、Klaineの間に波風を立たせて関係を進展させる上で良い役割を果たしたと思います。
でもBlaineの内面描写という意味では何の意味も果たさなかったどころか、明らかにSebasが自分に気があるのが解っていてメールしたり電話したり挙句にNDの大会用セットリストを流してしまったりと、天然で何を考えてるかよく解らないキャライメージに磨きをかけただけだった気がします。
まぁそれはそれで、天然でちょっと空気が読めない子、というキャラ付けなのだなと見ればいいとは思うのだけど。
ただやはりKurt好きとしては、そういうBlaineの人間味のなさが物足りないと思ってしまう部分はあって。
(それにやっぱりBlaineがNDの中にあってどことなく浮いて感じてしまうのは、彼がまだお伽噺の国に片足突っ込んだままだからだと思う)
だから今回の、BlaineがKurtと離れることに不安を感じて逆に距離を置いてしまい、Kurtもそれで不安を感じ、新しくできた自分を認めてくれるゲイの友人との関係が楽しくてそちらにのめり込み、Blaineはそれに嫉妬…という恋愛の悪循環には、やっとBlaineに求めていた描写を貰えた、という気持ちです。
一応仕事で恋愛を描いている身として言わせて貰えば、優しさや思いやりばかりの恋愛ドラマには何の面白みもありません。
恋してるから疑ったり嫉妬したり悩んだりするわけで、逆に言えばそういう負の感情の存在しない関係は果たして恋なの?と。
それでも今までKlaineの関係が恋愛として成り立っていたのは、一重にその負の部分をKurtが一身に背負ってきたからですよね。
片想い時代から。
S2ではGAPで期待して、ガッカリして、RachelとBlaineの接近に不安になって、ゲイだのバイだので喧嘩して。
S3では自分のやりたかった役を簡単に射止めるBlaineの姿にショックを受けつつも受け入れて、Sebasに嫉妬して、Blaineにそれを打ち明けて、拗れて。
だから、ここへきてBlaineがKurtとの関係に負の感情を示したことで、やっとKlaineの関係が一方通行でなくなったように私には思えたのです。

それと、Blaineの年下設定がようやく生きたな、と。
Twitterでもちらっと書いたんですが、私は元々年下攻っていう属性が大好きで(笑)本来なら年下彼氏とKurtっていうのは属性的にはピンポイントで萌えを突いてこられるような設定なのですが。
ただS2のBlaineが、あまりに年上(途中から同学年ですが)を意識した、年上ならではのキャラ作りをしていたために、
S3で年下になったことが本当に受け入れ難くて、マッキンリー転入以上に失敗な設定変更だったと正直未だに思っています。
上で色々書きましたが、Blaineが掴みどころのない人間味の薄いキャライメージになってしまった一因だとも思います。
キャラの立ち位置がいきなり90°くらい変わってしまったんだから当たり前です。
S2→S3と大幅な演技プラン変更を強いられたであろうDarrenに同情を禁じ得ません。
でも今回のエピで、服装だとか怒りっぽさだとかで付け焼刃的に幼さを表現するのではなくて、Kurtに対するBlaineの立ち位置がきっちり定まったことで、やっと「年下のBlaine」が地に足をつけた気がしました。
そもそもBlaineというのは登場から1シーズン、ほぼKurtとしか絡んでない、Kurtのためのキャラだったわけですよ。
だからそこを宙ぶらりんにしたまま、いくらNDの中で年下組ですというキャラ作りをしようとしたところで、S2のKurtとの関係性を引き摺っている視聴者にとってはちぐはぐな印象にしかならないんですよね。
今回年下のBlaineと年上のKurt、という関係性が上書きされたことで、そのちぐはぐ感が多少払拭されたんじゃないかな、と思います。(まぁだからと言ってS2の記憶を消せるわけじゃないけども)

それから二つ目。KurtのI have Nothing。
これKurtファンの人の中では否定的な感想もちらほら見かけますね。
確かに、「あなたの来ない場所には行きたくない」とか「あなたがいなかったら私には何もない」という歌詞は、どんな時も自分をしっかり持って夢を追うKurtを愛する立場からするとちょっと違うんじゃないかと思ってしまう気持ちはよく解るんですけど。
ただ、そもそもこれそういう意図の曲ではないのでは…?と個人的には思うのですが…。
だってこういう歌詞もあるのです。
take me for what I am 'Cause I'll never change all my colors for you
(ありのままの私を受け入れて。だって私はあなたのために自分の色を変えるつもりはないから)
これ凄くKurtらしいと思うんですよね。
I don't wanna have to go where you don't follow
にしたって、「あなたが来ない場所には行きたくない」=「だから私を追いかけて」っていうニュアンスだと思うんですよねえ。
「あなたが いない 場所には」じゃなくて「あなたの 来ない 場所には」なので。
Blaineも卒業後はNYに行くつもりでいるわけなので、これはKlaineの状況にかなりマッチした歌詞なのではと思いますです。
I have Nothingにしても、なんというか、私にはあなたとの恋愛が全てなのよ、だから捨てないで!っていういわゆる依存みたいな感情は感じないのですよね。
現実的なことを言えば、多分Blaineを失ってもKurtは立ち上がって夢を追って普通に生きていくのだろうけど、感情的にはそれくらい深い愛があって、それを疑わないで、と相手に歌う時に「僕にはきみしかいないんだよ」というのは、間違っていないんじゃないかな。
実際、S2の孤独なKurtにとってBlaineの存在がどれだけ救いで、どれだけ唯一無二だったかを考えれば、それくらいの気持ちはあってもおかしくないような。
なので個人的には、これをKurtが歌うことに特に違和感はありませんでした。
何より転調してからのKurtの表情。
Blaineに気持ちを解って欲しい、どうして解ってくれないの?と必死で訴えかけるようなあの表情に完全にやられました。
歌い始めは少し憤慨した表情なのも素晴らしいです。
BlaineのIt's Not Right But It's Okに対するリアクションも感心したけど、ほんとChrisは演技上手すぎるよねー…。

唯一の不満はキスシーンがなかったことです。(笑)
いや笑いごとじゃないよ。
あそこでハグは逆に 不 自 然 だよ。
Chrisなんて演技上手すぎて思いっきり キ ス し た い って顔だったよ。
今回ばかりは、バレンタインエピまで文句たらたらだったBrittanaファンの人達の気持ちが少し解りかけました。
だってストレートのカップルは皆そこかしこで無駄にキスしまくってるわけですよ?
おかげで今やFinchelやTikeのキスシーンなんて背景みたいなもんです。
なんでそう極端なのか。
ストレートカップルはもっと出し惜しみして、ゲイカップルはせめてメインエピ貰った時くらいはハグに逃げずにキスするべきです。
とりあえず、プロムこそはと信じています。

★Kum
すみません今回が如何にKlaineエピだったからと言ってもColferstreetシッパーの私としては(笑)これに触れないわけには参りません。
なんですか。
どうしたんですか。
何故突然二人で踊りだしたり二人でひっついて座ったり携帯覗き込んでキャッキャしたりしだしたんですか。(動揺)
最後もピアノの上に乗るKurtのそばでそのピアノに寄り掛かっているのですよ…!!
Kurtと女の子の友情は勿論大好きだし、女子の中にひとり混ざって楽しそうなKurtも勿論大好きだけど、こうして男子と仲良くしてるのを見るとなんかもう嬉しくて仕方ないです。
ダンス教室の時にPuckと手を繋いでキャーってなってたのも可愛かったなー。
ただPuckだと、中の人出ちゃってね?みたいな(笑)ちょっとキャラから逸脱した面白さというのを感じてしまうわけなんですが、これがSamとKurtだと、なんか普通に裏で良い友情が成立してそうな感じに思えてきます。
なんだかんだでND内でKurtとエピソードらしいエピソードのあった男子は今までBlaineとFinnとSamだけなんですよね。
女子だとほぼ全員(Tina以外?)と大なり小なり絡んでいるだけに、如何にKurtが女子組かということなんですが。
Finnに関してはS3に入ってどうしちゃったのというくらいKurtに優しいFinnというのを何度も見せられて、更には前回のぬいぐるみの件のように台詞の端々で家では兄弟しちゃってますよというのをアピールされるので、もうご馳走様ですという感じではありますが、それでもFinnとKurtが学校で普通の男友達のように振る舞うことはないのですよね。
だから、Kurtとそれができる唯一の存在がSamなんだなぁと。
最初からゲイへの偏見ゼロの、ちょっと天然アホの子、でも底抜けにイイ奴なSamだけなんですよね。
ありがとう神様。

★Hummelberry
毎回のようにこの二人の会話が挟まれるのが至福です。
ただ正直最近の良い子ちゃんなRachelには物足りなさも感じたりしないと言ったら嘘になるんですけど(Kurtも然り)本当に成長したなーと感慨深さもあったりで複雑です。
まぁ彼女も浮気やら何やらでは何度も痛い目に遭ってきたわけなので、経験者からのアドバイス、という感じで。
そして僕らは老夫婦みたいな有様だと不満たらたらなKurtは、もうベイビィペンギンではないんだなーと思ったり。笑
廊下で赤裸々すぎませんかw

★Quinn&Joe
私はリアリティショーというのがあまり好きじゃないので(役者のことを先に知ってしまいたくないんですよね。後からこんな人なのかと知っていくのは好きなんですけど、あくまで最初の最初は仕事ぶりの方を先に見たい)TGPを観ていなくて、出身者4人とも中の人のことは全く知らない状態だったんですが、Joeが一番好きです。
決して影は濃くないけど、なんか気になるんですよね。
というかなんであんなドレッドヘアと目力を持っているのにあんなに影が薄いのかと逆に気になります。
あとなんか器用貧乏っぽい人って好きなんですよね。
歌も上手いし楽器も弾けるしイケメンだしそれなりに出番も貰ってて、なのにそつがなさ過ぎて目立たないとか、可哀相すぎて実に好みです。(おい)
Quinnに関しては、私はS2の中盤辺りからずっと、いい加減独りで歩いて欲しいというか、彼氏やステータスに依存しない姿が見たいとずっと思っていて、なのでS3の初めでグレた時、これで彼氏ができて落ち着くとかだったら最悪だなーと思ったのでした。
でも実際はちゃんと成長した姿を見せてくれたので、良かったなぁと。
なのでここから先Joeと付き合うことになっても、素直に応援します。
ほんと言えばArtieを期待してたんですけどね。(二人とも今までの恋愛では見られなかった姿が見られそうだから)


まだまだ語りたいことは尽きませんがいい加減長すぎるのでこの辺で。
卒業を思うと泣きそうですが、あと5回、全力で楽しみたいと思います。

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過度の妄想はここでは控えていますが、基本的に腐女子なのでご注意下さい。
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