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S3Ep7の感想です。ネタバレ要注意。


ええと。
Twitterの方見て下さってる方は、前日まで大騒ぎだった私のテンションが放映後微妙だったことにもしかしたらお気づきかもしれないですが。(苦笑)
うーん、なんだろう。
前述したように私、Ep6が本当に胸に痛くて、でも大好きで、S3の中でも忘れられないエピになったなぁなんて思っていたのです。
が、解決編(?)である今回、終始「あれ…?」っていう気持ちが拭えなかったというか、なんかすっきりしなかったというか…。

多分そう思った一番の原因はKlaineのPerfectの使い方なのかなぁ、と思うのですが。
放映前、他の曲から3日遅れでPerfectがリリースされたのを聴いて、私本当に感動したのですよ。
元々原曲が好きだし、久し振りのKurtの曲だし、もっと久し振りのKlaineデュエットだしということで心底楽しみにしてたんですが、期待を裏切らない仕上がりだったと思います。
ただあれを聴いた時、「これをSantanaに向けて歌うのか…」となんとなく釈然としないものを感じたりもして。
それで本編を観てみたら、なんと1曲目。
何も話が盛り上がっていない中での1曲目ですよ。
で、そこまでの流れも、Finnが臨戦態勢のSantanaのために勝手に「女の子週間」なるものを設定し、拒否する彼女に強引に「彼女に捧げる応援ソング」を聴かせるっていう、なんとも押し付けがましい(失敬)話で。
Blaineが「車の中で僕らがお互いに歌ってる曲をきみに歌いたいんだ」とかなんとか言って。
最初の歌い出しはしっとりとKurtのソロからなので悪くなかったんですが、サビからBlaineが歌い出すともうふたりでこれでもかと言わんばかりにイチャイチャイチャイチャ。
コメディとして考えればND全員(除Santana)ズレまくってて面白いんだけど、題材が題材なのでどうだろう。
案の定、Santanaの嫌味が炸裂するわけです。
「今までの人生で色んな屈辱を受けてきたけど、これもそのひとつだわ」
やーこれは言われても仕方ない。(笑)
私が彼女の立場だったら最後まで聴かずに部屋を出て行くレベルで空気が読めてないと思いました。
いや、別に道化的役割というならそれはそれでいいんです。
一曲目からSantanaが心を動かされるような安易なストーリーもどうかと思うし、Blaineは元々天然王子だから、多少空気を読まなくてもキャラから逸脱してはいないと思うので。
ただ、あまりにPerfectが良い曲で、Kurtの今までにピッタリの歌詞で、Klaineの歌もすごく良くて、音源だけ先行で聴いた時に本当に感動したから、ああいう使い方をされたのがとてもガッカリだったんですよね。
もっとこう思い入れのない曲で、Kurtの声とも微妙に合ってないとかそういう曲だったら、そういう役割として受け止められたと思うんだけど。
それと、Kurtも一時期誰も信じられないみたいな刺々しい状態になってたことありましたよね。チーザスから結婚式辺りにかけて。
あれってまさに今のSantanaに通じる状況で、KurtはNDの中で誰よりもSantanaの気持ちが解るキャラな筈なんですよ。
だからなんだか、うーん。
KurtにSantanaを励ますとか見守るとかいうことは勿論して欲しかったけど、ああいう形ではない方が良かったなって、正直思いました。
Kurt一人で何か歌うとか、Santanaと二人で語り合うとか、そういう方がKurtの取りそうな行動として自然なんじゃないかな。
それでPerfectは、会長選挙落ちたKurtとBlaineがお互いに歌い合うとかそういう感じにしたら良かったのではと。
なんだかとにかくすごく勿体無いシーンだったと思うのです。
それでも今回のgleeの曲で一番売れてる辺り、更に勿体無いですよね…。(※iTunesチャート7~11位辺りをウロウロ)
あの演出でこれだけ売れるってことは、普通に感動的な演出してたら更に上位狙えたと思うのに。

あとFinnの包容力的演出ですが、あれも正直、ん…?みたいな部分が。
「この音楽室の外の世界では違うだろうけど、ここにいる皆は全員きみとBrittanyのことを知ってるし祝福してるよ」とかなんとか言ってましたが、あれ、前半部分解ってるんじゃん…?
なんだろうこの上手く言い表せないモヤモヤ感。
いや、Finnはいい奴ですよ。大好きですよ。歌も素敵だったよ。
でも、いい奴なんだけど、やっぱりアホなんだなー…。(すみません)
仲間として祝福するのも応援するのもいいんだけど、でも前回学校外に知られる原因を作ったのはFinnだし、外の世界が厳しいって解ってるなら、まずそこを謝ってから話を進めて欲しかった…。
いや、FinnとSantanaの喧嘩自体は両成敗だと思うんですよ。
でもSantanaは未だ怒ってるわけで、そのSantanaに対してFinnは関係を修復にかかってるわけですよね。
だったらまず自分の非を認めるところから始めないと、ただの上から目線てことになりませんかね。
あのCMの件に対して「こんなことになるとは思わなかった。ごめん。でも僕らはきみをサポートするから」って流れだったらこんなにモヤモヤしなくて済んだと思うんですよね…。
こういう細かいところが気になっちゃうのは私が日本人だからなのかどうなのか。

チーザスの時に、皆がBurtのために祈ることすらKurtは嫌がって、結局最後は受け入れた感じになったけど最後までKurtの表情は強張っていたし、その後もずっと彼は孤独で、結局マッキンリーの外へと救いを求めて転校したじゃないですか。
私あれはすごく納得いくラインだったと思うんです。
皆がKurtのために何かしたいと思う気持ちも解るし、それを受け入れられないKurtの気持ちもよく解ったから。
ND皆がKurtの転校を止めたし、俺たちが守る、サポートすると言ったけど、そんなことはあの時のKurtには救いにはならなかった。
Kurtは既にカムアウトしていて、父親の理解を得ていて、Finnとは兄弟にすらなっていたのに、それでもやっぱり孤独だったからです。
それで逃げ出した先で周囲に何の抵抗もなく自然に受け入れられ、ゲイのBlaineと関係を築き、マッキンリーやNDを外から見つめ直したからこそ、戻ってくることができたわけですよね。
それを考えれば、ついこの前までクローゼットだったSantanaの心を開くことが、ましてやどれだけ困難なことか。
アウティングでずたずたにされた心が、そう簡単に友情を受け入れられるんだろうか。
その辺をもう少し丁寧に描いて欲しかったなぁと。
まぁgleeはゲイドラマじゃないですから、これくらいがゲイパートに割ける時間のギリギリかなって感じもするんで仕方ないとも思うんですけどね。

文句ばっか言っててすみません。
逆に良かったと思ったのがI Kissed A Girlsの流れ。
事前にパフォーマンス見た時は「え、Santanaのカムアウトにこの曲??」と思ったんですけど(女の子が好きでキスしたわって主旨の曲ではなくて、彼氏もいるストレートの女の子が好奇心で女の子とキスしちゃったわ、悪くなかったわって曲だから)、そうじゃなくて、廊下で下世話な男子に絡まれて~の流れだったのでしっくりきました。
やーあの絡まれるシーンは不愉快ですね実に。
gleeがぶっ飛んだコメディや少女漫画妄想の中にちょくちょく挟んでくるああいうリアリティ(毒とも言う)が私は好きなんですけど。
Santanaがおばあちゃんに受け入れて貰えなかったのも然り。
今回Santanaのカムアウト回ということにはなってますが、前向きな結論というよりは、強引に暴かれた末、更に強引に友達に後押しされて一応ある程度の覚悟を決めた…という感じに思えたので、今後のSantanaがどうなっていくのか、引き続き気になるところでもあります。

Kurtの落選に関しては、前回も書いたように私としてはどっちでも良かったので、そうかー可哀相に。というくらいです。
物語の王道としては前半落ちるところまで落ちたら後半巻き返して劇的なラストへと続くわけですが、アメドラだから一概にそうとも言えないですね。(苦笑)
実際向こうで、落選はKurtをS4に残すつもりだからじゃないの?なんて言われてるのを見かけましたが。
なら最初からジュニア設定にしておけばいいじゃないかと小一時間ry
S2放映終了後の私の個人的な希望としては、FinchelとKlaineでまとめてNYに行ってスピンオフをやって欲しかったんですが、Blaineジュニア設定でその夢潰えた今、もう何があっても驚きません。
Rachelも停学だし、どうなることやら。

選挙絡みだとMercedesがKurtに入れてくれたことと、Mikeの投票の仕方がかっこよすぎて惚れました。笑
PuckもKurtに入れてくれよ。実はKurtのこと好きなくせに。(あいや、変な意味でなくて)
Finnのダンスレッスンを見守りながらKurtの手を握りに行ってたのは記憶に新しいですが、今回もPerfectの時うっとりしてて笑いました。絶対Markわざとやってる。
あと、ここのところ本当に、FinnのKurtへの視線が優しくて嬉しくなってしまいますよ。
でもKurtとSantanaは状況も人間も違うんだよFinn、とも思っちゃう。
なんかその辺の根本的な認識がズレてる気がするんだ…。

最後に、Rachelが良いですね~素晴らしくRachelですね~。
投票箱に投票用紙を押し込む演技があれだけ笑えるのはすごい才能だと思います。
あと予告のFinchelの顔も。(笑)
次回はいよいよ、いよいよSamが帰ってくるということで!!!!
あーんおかえりSamおかえりChord~!
もうほんっと寂しかった。最近は慣れてきてたけど、3話ぐらいまでは音楽室のシーンの度にSamが足りないSamが足りないと思ってました。
こんなにSam好きだったとは自分でもビックリであります。
ていうかやっぱり金髪男子は必要だよね。(真顔)
曲もS3で一番好みなラインナップなので、心底次回が楽しみです。

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過度の妄想はここでは控えていますが、基本的に腐女子なのでご注意下さい。
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